お台場にオープンしたチームラボボーダレスお台場に、行ってきました。
ネットでオープンすることを知ったのですが、この動画の世界を体感できるのか!?っと思うと、迷う必要がありませんでした。7月上旬のオープン記念チケットで入場したのですが、チケットは完売で、当日も多く人で賑わっており、その人気の高さを感じました。
館内は薄暗い通路でつながっているのですが、各所の見どころでは、予想通りの鮮やかな色彩を感じられる展示でした!
館内では誘導する案内を極力省き、自由に歩き回って偶然見つけてもらうようにしているとのこと。ですから、ふっと入った空間や通路の先でさまざまな展示に偶然出会える仕掛け。「あ、あれをまた見たい!」っとなったときに、なかなかたどり着けないもどかしさもあったり…。
2階層のフロアに別れており、体験型の展示も。
「グラフィティネイチャー 山山と深い谷」では、自分の描いた昆虫や小動物が、スキャンされたあとにエリア内に投影され、自由に動き回る仕掛けも。蝶々やトカゲ・ワニ・鳥など様々なモチーフを塗り絵ベースで描け、自分の分身をフィールドに放てます。
ぼくもカエルを描きましたが、カエルはその世界の中ではワニに食べられてしまうっという、食物連鎖の概念も。
「地形の記憶 / Memory of Topography」は、BGMとそれに合わせて常に変化する返事内容も美しかった。
期間限定の展示物かと勝手に思っていましたが、これから常設のもなのですね!半日かけて鑑賞してきましたが、オープン間もないタイミングで行ったのもあってか、特定の展示には行列ができているほどでした。また館内では誘導などの案内が省かれているため、今思い返すと見逃した作品もひらほらでしたが、館内全体的にそのクオリティー・世界観はやはり素晴らしく、ぜひもう一度体感して行きたいと考えています!
国立新美術館で開催されている、こいのぼりなう!に行ってきました。
子供の日を意識し開催されたと思われるこの展示。たくさんの鯉のぼりが会場内で泳いでいました。
だけど一般的な鯉のぼりではなく、ちょっと大人なデザインの鯉のぼりたち。
展示順序に合わせて、色彩もグラデーション調に変化し、またさまざまな柄もあり、それぞれに個性を感じられる内容に。
展示周辺にはスピーカーが設置され、幻想的で水辺を感じられる音響を聞きながら、無印の人をダメにするソファーに寝転びながら、ゆったり鑑賞も。展示会場の広さもまたよかった!
草間彌生美術館に行ってきました。
入館は事前に人気の高さを予想してか、完全予約制。ネットニュースで開館を知り、チケット発売のタイミングに合わせて、9月に予約しましたが、一度予約のタイミングを逃して、11月12日に入館しました。
予約制なのも手伝って極度な混雑はなく、時間制限はありましたが、ゆったり・じっくり作品を鑑賞できました。
全5階建てで、導線を考慮してか、登りは階段にて。
5階(屋上)には草間さん作品の象徴でもある、かぼちゃのオブジェが。直島にもあり、また他にいくつか、かぼちゃの作品はありますが、この配色は初めてかも。館内には撮影禁止の場所もありましたが、ここは撮影OK!
気持ちよく景観を眺めらる大きな窓も。天気もよくて気持ちよかった!
4階にはこの作品。鏡を使っていると思いますが、360°どの角度からも鑑賞でき、ちょっと腰を掲げると反射も手伝ったか、この奥行きの深い不思議な空間が。
個室の限られた空間に時間制限で鑑賞できるのですが、撮影できることもあり、作品周辺では終始パシャパシャとシャッターオン。
以前からどの作品も人気のある草間さんですが、その草間さんの美術館が開館され注目度が高まりました。このブログ投稿現在では2ヶ月先までチケットは完売していますが、美術館のスタッフの方に伺うと美術館自体は今度も常設なので、徐々に入館しやすくなるかも。
2〜3階には大型のキャンバスに描かれた絵画の作品もあり、ドットを多用した不思議で魅力的な作品たちも。美術館自体もとても素敵なので、機会を見つけて訪れることをお勧めします!
ちょっと時間が経ちましたが、新宿高島屋で行われていた MINIATURE LIFE 展 田中達也 見立ての世界に行ってきました。
田中達也さんは、ミニチュア写真家。日常にあるものを別のものに見立てて、模型の人形などを用いて、ユニークな世界を構築しています。
採用している日常品と構築している世界観が、とても優しさを感じ、すごく親近感の湧く作品ばかりでした。
タイヤを用いた作品の「新国立競技場デザイン案」。新国立競技場のデザイン案の決定には紆余曲折ありましたが、このデザイン案もいいかも。
「スキーに行っトイレ」。トイレットペーパーって、ゲレンデにもなるんですね!
調理用のバットを用いた「25cmプール」。
額の縁には、作品に用いられているであろう模型の人形も。
写真作品と併せて、実際の撮影に利用されたと思われる作品の展示も。
「たっぷり遊んで心の洗濯」
「ナットくのドラムプレイ」。これ、ぼく好きです!コンパクトで、形状がかなり似ている!
平日の夜に展示会場に行きましたが、終了間際なのも手伝ってか、会場内はなかなかの賑わいでした。
「インディージーンズ」。デニムの中に、どんな冒険が待ち受けてるんだろう…。
中でもすごく人気のあった「新パン線」。この新パン線、電車としてちゃんと走ります!憎い演出ですね!
とにかく親近感を湧くこの作品は、大人気でした!
この世界の住人だと、こういう視点で電車が通り過ぎているのかも。
ニューヨークの摩天楼も…
このぐらいの規模で再現されていたり。
この作品もいろんなストーリーを感じられて、いいですね!
展示終盤には、たたみを用いた「帰り道」。
作品で採用されているモチーフとその世界観にとても親近感を感じられたこの展示。先日放送が終わってしまいましたがひよっこのタイトルバックに田中達也さんの作品が採用されていたようです!デイリーでInstagramにて作品を投稿されているようです。ご興味ある方は、覗いてみるのもいいかも。ぼくはフォローしちゃいました。
ICCで開催されているアート+コム / ライゾマティクスリサーチ 光と動きの「ポエティクス / ストラクチャー」へ行ってきました。
お目当はRGB|CMYK Kinetic。
円盤のミラーへ投射されているのですが、反射される光は加法混色の三原色のRGBとなり、また円盤の影は減法混色の三原色のCMYKに。なんだかちょっと難しい内容にも思えますが、デザインの仕事上、この2種の原色とはよくお付合いをしているものの、モニターなどのネット系では「RGB」での発想が原則。また印刷物では「CYMK」での発想が原則のため、普段では合い間れることのないその2種が原色が混在しているこの空間と表現に、親近感と不思議な魅力を感じていました。
同じ会場内で行われていたオープン・スペース 2016 メディア・コンシャスも、よかった。exonemo(エキソニモ)さんの展示もあり、普段はインターネットヤミ市の印象が強かったけど、Body Paint – 46inch/Male/White(公式サイト)は、絵画のような表現なんだけど、でもとても立体的ですごく近い距離感を感じられる作品でした。この展示、よかったっす!久しぶりに、いい刺激を受けました。
2016年6月19日まで開催されていた、Volez, Voguez, Voyagez – Louis Vuitton 展に行ってきました。
赤坂の紀尾井町付近で開催されていた、この展示会。以前この付近の会社に勤務していたこともあり、その立地に個人的にちょっと親近感が湧いていました。平日の日中に訪れましたが、なかなかの賑わいでした。
展示の内容は、ルイ・ヴィトンブランドの成り立ちやその歴史についてのプロモーション要素の強い内容かな?っと事前に予想していましたが、その内容はもちろんありましたが、予想以上に歴史が深く、また展示の説明を踏まえて観てみると、その奥深さを感じました。ぼくには普段関連のないブランドなのですが、一連の歴史・経緯・またその用途を知ると全世界的に支持されている要因の一部も知れたような印象でした。
村上隆さんとのコラボで一時期話題になった、モノグラム・マルチカラーの展示も。この商品を見るたびに、当時話題になった Superflat Monogram – Louis Vuitton –の動画を思い出します。
一部では、商品の絵柄の原画の展示も。商業的に美しく制作されたものも十分に魅力的ですが、このように個別に、瞬間的な表現を用いているアナログ要素の強いものも、ブランドが前提に持つイメージとの乖離とその融合を感じられ、個人的にはとても魅力的に感じます。
世界的に認知度の高いルイ・ヴィトンようなブランドがここまで大々的な展示を開催したのは、あまり以前になかったかも、と思った内容でした。普段身の回りには用いないブランドですが、ちょっと親近感を感じました。展示会場は、開催されるまで駐車場などの更地だったらしく、今回の展示のために会場を設営されたと係員さんに伺い、この展示への意気込みを強く感じました。近くて遠いルイ・ヴィトンですが、その印象がちょっと変わったかも。
Copyright brunch and milk All Rights Reserverd.